oceanbeauty1982’s blog

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ギターライブラリ【001】【EKO 700-4V イタリア製】

    ギターライブラリ【001】

追記

今回より一覧に沿った形で古い記事を再アップしていきます、よろしくお願いいたします。

古い文面ですのでその辺はご容赦ください。

  

EKO(イタリア製) 700-4V 1962年~68年位まで生産され 色々なバージョンあり、専用ケースつき 700が型式で 4がPU数 Vがビブラート付きです。
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近くからです このレッドスパークルが鮮やかでしょう? ブリッジカバーも付いています
4マイクの豪華版 
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見難いのですが ノブのてっぺんも スパークル仕様となっています。 
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ヘッドにはブランドロゴは元々無く このピックガード上にあるEKOの文字がブランドロゴです  
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このギター無茶苦茶程度が良く お客様カードみたいな物が付いていました
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ヘッドはペンギンみたいな形で 110回で紹介した 河合楽器のヘッドに似ています 
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ヘッド裏は オープンペグで マイナスネジ おそらく1965年以前かな ヘッド先に見えるかな、Made in Italyのスタンプ
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このギター ボディー裏にも秘密があります。 なんと ボディーを覆うようにセルロイドを貼り付けてあります。 どうですか この輝き! すごいでしょ~ 
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このギターを真似たのが グヤトーン LG-200Tであることは間違いありません。
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お互いをアップにしました PUの横にあるスイッチの並びが 酷似していますね。
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こちらがグヤトーンのスイッチ スイッチに書いてある文字に注目 スイッチの形まで似ています
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EKOのスイッチ 書いてあるものが 殆ど同じです(笑)
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私の持っている4マイクのギターたち おそらくEKOの影響大ですね
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一部の方には愛好家のいるテスコのスペクトラム5ですが これもEKOの影響かもしれませんね
PUの横にあるスイッチの並び これを真似ているのでしょうね。
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EKOはVOXなどのメーカーのギターを一部作っており、60年代のヨーロッパにおける知名度は抜群でした、価格も高価でなくそこそこの価格で買えたギターメーカーとして君臨していたのですが、何故か日本からの安いギターに駆逐され、オルガンなどに路線変更しようとした時に 社長が交通事故で亡くなってしまい60年代後半に終止符をうってしまったのです。

 

このギターはEKOの中でもかなり派手な部類に入るギターでトリプルカッタウェイと呼ばれており、ネックもこの時代では細く薄い。音はかなり高音に偏った音で 低音が出ません(笑) 悪く言えばペンペンの音です。

 

このEKO 700-4Vは以前から欲しいと ずっと思っていて 60年代当時 寺尾聡氏の在籍したザ・サベージのギタリスト 林廉吉氏が使っておりました。